那覇市様 WAISE導入事例

那覇市 保護管理課様  2024/8/6 

AIを活用したあいまい検索による迅速な調査が可能に。
新人職員が経験豊富なベテランのようにふるまえることが期待されます。

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那覇市 保護管理課様

 

 

■背景や課題

WAISEの導入背景について教えてください。

生活保護業務では多くの資料が紙ベースであり、事務の効率が非常に悪いです。また、生活保護業務で重要なキーワードを覚えたとしても
それを保護手帳やその他の関連文書から見つけ出すのに多くの時間を要していました。
これはアナログ検索が持つ大きな課題です。
さらに、データがある場合でもPDFやCSVファイル形式で保存されているため、情報を検索しにくいこともありました。
WAISEは、自分たちでファイルを登録できること、生活保護法令、問答集、関連通知等が電子化されているため
このような課題を解決するための有効な手段として興味を持ちました

■導入に至った決め手

WAISEを導入することになった決め手を教えてください。

WAISEはあいまい検索ができる点を評価しました。
生活保護業務は独自性を考慮すると、他部門から異動してきた職員が完全一致で用語を検索するのは難しいため、あいまい検索は非常に役立ちます。
また、1つのキーワードで複数の資料を網羅的に検索できる機能は非常に便利だと感じました。
これまで保護手帳、事例集、関連通知を個別に検索する必要があり、多くの時間がかかっていました。
また、自分たちの業務で作成したファイルを自由に登録したり編集できる点も評価しました。

■導入効果

導入後の効果を教えてください。

WAISEの導入により、情報検索の速度が著しく向上しました。
以前は電話問い合わせに即答できない場合、調査後に折り返す必要がありましたが、WAISEを使い始めてからは、その必要が大幅に減少しました。
また、あいまいな単語で検索しても期待される回答を迅速に提供できるため新人職員が迅速に対応できるようになり
経験豊富なベテランのように振る舞えることが期待されます。
さらに、相談者が事前に情報を検索して連絡してくるケースではWAISEを活用して回答の根拠や理由を示すことができ、大きな助けとなっています。

■今後の展望

今後期待する効果を教えてください。

生活保護の担当課に新しく配属された職員は特有の用語や表現に馴染みがないことが多いため、職員がこれらに注釈を加えて編集できるようになれば
表現の迷いが減少し、相手方との齟齬も無くなるのではないかと思います。
WAISEを利用することで、職員が自信を持って業務に当たることが期待されます。
また、WAISEにはあいまい検索機能が備わっていますが時には”どう対応すれば良いか”と迷うことがあります。
例えば、「失踪」と検索しても結果が出ないが、「長期不在者」でヒットする場合があります。
このようなときに「もしかして“長期不在者”では?」といった検索候補をWAISEが提案してくれれば、非常に助かります。

 

 

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